太陽バンドの名で活動する歌&ギター・畑俊行とグッドラックヘイワなどの鍵盤奏者・野村卓史による2人組ユニット。2017年6月に「太陽バンドと野村卓史」の名で始動。
IL TRENO(イルトレノ)は伊語で列車の意味。2018年1月に京阪なにわ橋アートエリアB1にて行われた鉄道芸術祭の一環として、立花文穂(美術作家)の発案によりWolmer Beltramiのアコーディオン曲「IL TRENO」を2人がアレンジ/演奏したことがきっかけとなり、ユニット名となる。この曲をスタジオ録音したアナログ盤EPレコード(w/かつて彼らが旅したように)は、立花文穂が責任編集とアートワークを手掛ける「球体」の第8号に収録(現在入手困難)。
立花文穂はフライヤーのデザインやライブでの映像担当など、第3のメンバー的にIL TRENOをサポート。2021年の東京ビエンナーレでは自身の活版印刷機を”楽機”としてIL TRENOとセッション。この模様は「球体9 OPPORTUNITIES」としてアナログ重量盤2枚組LPレコードに収められている。
2022年の「立花文穂展 印象 IT'S ONLY A PAPER MOON」では水戸芸術館で「OPPORTUNITIES」を再現。
2023年も形にとらわれない独自の旅を画策中。