2008.7.7発売 DQC-536/¥2263(税込)
このままのいきおいで 命を落としやしないかと心配です。
ハナレグミ 永積タカシ
70年代ロックからの引用やレトリックを多用しつつ、シャイな中にも本音たっぷりな作風と、言葉をはっきりと胸いっぱいで発音する唱法もなかなか得難 い。原田郁子さんとのぴったり息があったデュエット、活躍目覚しい伊賀航さんのベース、ナチュラルで瑞々しいおおはた雄一さんのスライド・ギター、井上文
貴さん(東京ローカル・ホンク)のスワンプ・ギター、タケちゃんの心のこもったハーモニカなど聴き所たっぷりなアルバムに仕上がった。
もちろん長野陽一さんのベース、有山達也さんのパーカッションや笛、モータウンのベテラン・ドラマーが乗り移ったようなケンタロウさんのドラムなど、スカンク兄弟の温かいサポートも全くつぼを得ている。
久保田麻琴(ライナーより)